役員はビジネス
選手はエコノミー
オリンピックの往復
「帰りの飛行機はビジネスクラスに乗せてもらえるんスか?」
バンクーバーからの帰国に際して、スピードスケート男子500メートル銅メダリストの加藤条治(25)が、日本スケート連盟理事で日本選手団総監督の鈴木恵一スピード強化部長(67)にそう聞いていた。五輪参加の際、通常、選手はエコノミークラスに乗り、ビジネスはJOC(日本オリンピック委員会)の本部役員らが乗ることになっている。
加藤の要望が通ったのか、メダルを獲得した7選手のみ、帰国便はビジネスチケットがあてがわれたという。メダルを取ったことへのご褒美なのか。
JOC関係者はこう言う。
「メダリストは通常の選手と違い、(帰国後)文部科学省へのあいさつ回りなどがあり、その疲れなどを考慮してビジネスとなりました。ご褒美や今回のみの特例というわけじゃなく、これまでの大会でも同様の待遇だったと思います。また、夏季五輪を含めて、身長190センチ以上であるとか、肉体的な理由でエコノミーに座るのが難しい選手はメダリストでなくても、ビジネスクラスに乗る場合がある。バンクーバーでは、総監督、選手団団長、副団長が往復ビジネスです」
成田空港からバンクーバーまでの飛行時間は片道で8~9時間。帰国便は9~10時間もかかる。
五輪の主役はあくまで選手。役員じゃない。行きも帰りもビジネス席は選手を優先するのがスジだ。5個のメダルに役員がふんぞり返るのが心配だ。
┗【`Д´】┓三
スポーツ界
「役員」という名の
寄生虫
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