本当に女子?顔立ちは少年の18歳セメンヤ圧勝
| 女子800メートル決勝 1分55秒45で優勝したキャスター・セメンヤ Photo By 共同 |
【世界陸上】女子800メートル決勝でラスト1周の鐘が鳴った。トップに立った18歳のセメンヤが残り200メートルからスパートすると、後続との差は広がるばかりだった。自己記録を1秒27短縮し、1分55秒45でゴール。前回優勝した2位のジェプコスゲイとは2秒以上の差があった。
今年になって彗星のように現れた新鋭は、国際陸連がその性別を医学的に調査している。ただ本人は子供のころから女の子として育っており、同陸連も「競技以上に彼女の人間としての問題になる。非常に繊細な問題であり、慎重に扱わねばならない」(デービス広報部長)と歯切れが悪い。
性別論争に火が付いたのは7月末のアフリカ・ジュニア選手権。昨季まで2分も切れなかったセメンヤが、1分56秒72の今季世界最高をマークした。逆三角形の体形や骨太の顔立ちは少年のようでもあり、疑う声が高まった。
レース後の記者会見をセメンヤは欠席。3位になったメドーズ(英国)は「うわさは聞いていた。自分は念願のメダルを取ったから、あとは国際陸連がどう対処するかだ」と成り行きを注視した。 (共同)
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